余白

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「Angular CLIがわかる本」を出版しました。

lacolaco.hatenablog.com

順調に執筆が進み、完成度が55%程度に到達したので、宣言通り販売を開始します!!

leanpub.com

内容は上記リンク先にも書いていますが、

Angularの公式開発ツールであるAngular CLIについて、さまざまなコマンドや設定をユースケースから解説します。

第1章ではAngular CLIの基本について紹介し、簡単なチュートリアルをおこないます。

その後は実践的なガイドと、応用するためのテクニックを紹介します。

本書はAngular CLIのアップデートに応じて更新され、取り上げるユースケースも順次増やしていく予定です。

という感じです。

最低価格 $8.00、希望価格 $10.00 での販売です。

第1章までは無料のサンプルが読めますので、ぜひ読んでみて、続きが気になったら買ってください。 売れ行きやフィードバック次第で今後のモチベーションが左右されます。 ちなみに出版に際して登録料で$100.00払ってるので元は取りたい!!

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Twitterでは #AngularCLIがわかる本 というハッシュタグでシェアしてもらえると嬉しいです! よろしくお願いします!

「Angular CLIがわかる本」という電子書籍を出版します

表題のとおりですが、「Angular CLIがわかる本」というタイトルの電子書籍を年内を目処に出版する予定です。 Leanpubを使ってセルフパブリッシングに挑戦しています。

leanpub.com

タイトルのとおりAngular CLIについて解説するガイド本です。 リファレンスではなく、ユースケースから逆引き的に実践的な使い方を学ぶための本になる予定です。

まだ30ページ程度で完成しておらず現在も執筆中ですが、完成度が50%くらいになったところでとりあえず販売を開始しようと思っています。 購入していただいた方からのフィードバックを受けつつ、最新の内容に更新していく予定です。 Leanpubは購入価格を購入者が決められるんですが、$10.00が妥当くらいの内容で仕上げようと思っています。

気になった方は出版時に通知されるように登録をお願いします。モチベーションになります。

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「やはりHTML/DOMは再発明されるべきじゃないか」に対する感想

mizchi.hatenablog.com

エモにはエモ。

わかる

だいたいわかる。そもそもSPAの必須パーツであるクライアントサイドルーティングなんてブラウザ機能の再実装の極致だし、ブラウザ上でアプリケーション作るとなるとブラウザに足りてない部分はラップして、アプリケーションプラットフォームにしたてる必要がある。

Angularはアプリケーションフレームワークとして、HTMLの限界をカバーするために独自にHTMLのパーサーを積んでいる。 テンプレート構文をサポートするためでもあるが、おそらく中途半端にブラウザの機能に頼ってデータモデルからビューへの投影にノイズが含まれるよりは、 Angularという世界に閉じた一気通貫なフローを採用して、ブラウザとのコミュニーケーションを最小限にしたかったのも大きいと思う。 というか、Native ScriptとかWeb WorkerとかSSRとか、クロスプラットフォームにビューエンジン作ろうとするとそうなるしかない。

一応Angular贔屓の人間として言っておくと、AngularがVirtual DOMではなくDOMを直接使っているのは、この記事でも触れられているセマンティックの問題へのアプローチでもある。 Reactは今のところ、すべてのコンポーネントは最終的にHTML標準の要素に行き着くので、生成されるDOMにセマンティックは残らない。次元がいくつか落ちた写像になる。 しかしAngularの場合は、コンポーネントはそのままDOMに直結するので、カスタム要素(Web ComponentsのCustom Elementsではない)が残る。ブラウザ標準の機能を使ってないけども、結果的にWeb Componentsと同等のセマンティックなビューが得られる。吐き出されたDOM上にセマンティックが残る。クローラがWeb Componentsをどうするのかわからない今だと「だから何だ」という感じだと思うけど、この違いは認識しておいたほうがいい。投影する際の次元の落とし方が違う。

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何がいいたいかって言うと、現代におけるブラウザ上でまともなアプリケーション作る場合、Virtual DOMないしそれに類する「DOMを知らなくて済む層」というのは現実的に必須で、それがVirtual DOMかHTMLパーサ+レンダラかどうかは瑣末な問題で、結局ブラウザ上にレンダリングエンジンを無理やり増設している。どうやっても歪になる。Webフロントエンドはそんなもんだ。

なので、ブラウザが再実装されるべきじゃないか、に対しての僕の意見は完全に同意である。今月Chrome Dev Summit行くので、アプリケーションプラットフォームとしてのWebブラウザに限界を感じていることを誰かChromeの人と話せればいいと思っている。以上。

転職して3ヶ月が経ちました

時の流れははやいもので、7月1日に入社したKaizen Platformで、もう3ヶ月も働いていました。

lacolaco.hatenablog.com

フロントエンドエンジニアとして毎日楽しく建設的な仕事ができているので全く不満はないです。我ながらいい会社選んだ。

3ヶ月は一応試用期間ということもあって、最初は不安と緊張感があったのだけど、今では安心して働けています。 新人賞も頂いたし、そこそこベストに近い3ヶ月間だったんじゃないかな。 オファーのときに期待された性能は発揮出来ているんじゃないかと自負しています。

唐突に語るけど、仕事に必要なのって手応えだと思うんですよ。成功するにしても失敗するにしても。 原因と結果、作用と反作用。目的と手段、成果と評価。 物事は正当に、合理的に流れているという安心感が、不安なく挑戦するのに必要ですね。

東京も急に秋めいてきて、laco0416は凍結されましたが、10月からも元気に楽しくやっていきます。それでは。

mstdn.jp