Notionに書きました(未だにはてなブログにNotionのURLを貼っても正しく展開できない...Twitterカードは対応してるんだけど)
https://www.notion.so/lacolaco/Angular-Atomic-Design-NgModule-52b1c99892e44e0ba032a1da7fbd7f50
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Classi Angular Night #3で 「Upgrade Angular to v8.0」というタイトルで発表しました
classi-angular-night.connpass.com
Angularのアップデートは https://update.angular.io を見ましょう
非推奨に関するガイドが [angular.jp/guide/deprecations] に公開されるようになりました
削除されたものと、非推奨になったものの紹介
v8.0にアップデートすることによる利点の紹介。
Differential Loadingをはじめとする新機能と、Ivyのオプトインプレビューがあります
いつもの読後メモです。
今回読んだのはクリスティーナ・ウォドキー著、二木 夢子訳の「OKR」。Tablyの及川さんが監修している。
OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
OKRはKaizen Platformにいたときに使っていたけども、改めて原典(?)を読むと知らなかったことや勘違いしていたこともあり、間違いを正せてよかった。 何よりも大きな学びは、OKRは毎週トラッキングすることがとても重要だと認識できたことだった。 3ヶ月間の目標を立ててそれを3ヶ月後に振り返るだけでは意味をなさないということをはっきり理解できた。
文量も少なめで、OKRを導入している会社で働いている人であれば、どのようなロール、ポジションの人でも必読だと思った。
内容はこれからOKRを導入しようとしている組織のための教科書となるようなものだ。物語調のイントロダクションは没入感を与えてくれて、その後の章ではいろいろな会社のリーダーからの寄稿をまとめながらOKRの導入におけるケーススタディを与えてくれる。非常に良いバランスの本だった。
以前から存在は知っていたが、この本を一度読んだかどうかでOKRへの向き合い方は大きく変わるだろう。
現代のチームのほとんどは〝機能の工場〟になっていて、その機能が実際に根本的な問題を解決するのかどうかを考えていない。進捗は、 結果 ではなく 生産量 で評価される。
アウトプットではなくアウトカムで考えよう、という話。
数字にこだわらない人を鼓舞して動かすのがO。数字にこだわる人に対してOの現実味を示してくれるのがKRだ。朝ベッドから飛び起きてやる気が湧いてくれば、いいOを設定できているということだ。もしかしたら達成できないのではないか、と少し心配になれば、適切なKRだといえる。
OKRのOとKRのイメージ。わかりやすい。
やるべき仕事に意味を持たせ、疲れていても脱線しないようにするプロセスが必要になる。やる気が出ないときでも、やるべきことを思い起こさせてくれるプロセスだ。当初のOKRシステムは、ストレッチ・ゴール(さらに上のゴール)を賢く設定する方法にすぎなかった。しかし、コミットメント、お祝い、チェックイン・ミーティングなどの周辺システムのおかげで、仕事をするよりクッキーが食べたい気分のときでも、ゴールに向かって歩きつづけることができる。
意志力は有限だ、という話の一節。目標に向かって進み続けるには、やる気のような不安定なものに依存しなくても強制的に背中を押してくれる仕組みが必要。その方法論としてのOKRだ。
OKRの推進は、唯一の仕事ではない。唯一実行しなければならない仕事だ。日常業務については部下を信頼し、ありとあらゆるタスクをOKRに詰め込まないように注意しよう
よくある「OKRに入っていないことはやらなくていいのか」という問いには、この一節が答えになる。OKRはTODOリストではなく、TODOリストの優先度を決めてくれる指針になるはず。
リーダーシップやチームビルディングなど組織論的な本を立て続けに読んできたので、ここらで一旦方向転換する。 次に読む予定の本は「教養としての政治学入門」にする。ちくま文庫好きなので。
いつもの読後メモです。
今回読んだのは鈴木義幸著の「コーチングのプロが教える 「ほめる」技術」。
この本はTHE GUILDのこばかなさんがおすすめしてたのがきっかけで読んだ。
みんなの今年読んでよかった本ベスト3を知りたい。
— こばかな / THE GUILD (@kobaka7) December 11, 2018
▼私はこの3冊
・ほめる技術
・偏見や差別はなぜ起こる?
・アーキテクチャの生態系
悩み、コミュニティ、多様性、常識、自己肯定感、承認欲求、コーチングなどがテーマな1年でした。
技術的な指導やアドバイスをすることが多いなかで、コーチングという手法に関心があって読んでみた。
この本はタイトルのとおり「ほめる技術」にフォーカスしており、コーチングそのものというよりはその基礎となるアクノレッジメントの与え方を学ぶことができた。 「エンジニアリング組織論への招待」で言うところの「セルフマスタリー」を推進させてあげられるのがアクノレッジメントだと理解した。
また、「THE CULTURE CODE」で登場する「帰属のシグナル」も、アクノレッジメントそのものだと感じた。 自分がチームの仲間として認められている、その安心感が挑戦に対する恐怖に打ち勝つ力や、妥協しない責任感を与えてくれる。
安心したいのです、みんな。そして、安心したいという究極の欲求を満たしてくれた人に対して、人は絶大な信頼を寄せます。その人のリクエストには応えてあげたい、そう思うのです。なぜならその人の期待に応えれば、またあの安心感が手に入るかもしれないのですから。うずくような不安をその瞬間は味わうことなくすむわけですから。
つまり「心理的安全性」と呼ばれるものに通じていくそのスタート地点がアクノレッジメントであると、個人的には理解できた。
文章としても易しく、読みやすいボリュームと語り口だったので、チーム作りについて考える人にはぜひ読んでほしいおすすめの一冊だ。
コーチングでは、質問を投げかけ、その質問に相手が答えるプロセスの中で、自然に相手が自分自身をある行為に向けて説得し動いていくのをサポートします。これを「自己説得」を引き起こすといいます。「自己説得」した行動は、「他己説得」された行動、つまり「ああしなさい、こうしなさい」と、他人からいわれて説得された行動よりも現実化する可能性が高いといわれています。
コーチングは自己説得を促す、つまりセルフマスタリーへの到達をサポートする。自律的な成長を促すのが重要。
ほめるというのは、ただ「すごい!」「すばらしい!」と美辞麗句を投げかけることではない、と。相手が心の底で、他人から聞きたいと思っている言葉を伝えて初めて、「ほめる」という行為は完結するのです。...(中略)... ほめることは技術です。何気なく人がほめられるかというと、そんなことはありません。相手をよく見て、相手が日々どんなことを思っているのかを洞察して、どんな言葉を投げかけられたいのかを熟慮して、初めて「ほめ言葉」は発せられるべきものなのです。
この本で解説する「ほめる技術」はこのポイントを解き明かすもの。どのような人物にどのようなほめ言葉を与えるべきかという方法論を紹介している。
私の知る限り、任せるのがうまい上司は、常日頃から部下に何を任せられるのかを一生懸命探しています。このレベルにいるのだからこれなら任せられるというものを何気ない観察の中で模索しているものです。このことで失敗しても責任は自分が取れる、もし失敗してもそれは部下の成長にとって大いに役立つだろうというものを探しています。
ここを読んで、「任せる技術」というのも存在するのだろうなと思った。積極的に任せられることを探し、ふさわしい部下に任せるというのは問題の分解能力と人を見る目が問われるはず。
アドバイスする時には相手に選択権を与えたいものです。「僕はこう思うけれども、君はどう思う?」と。別にそれに対してノーといっても構わない、その権利が君にはある、ということを明示してアドバイスをしたいものです。なぜなら選択権を与えるということはアクノレッジメントだからです。
「こうしたほうがいいから従ってほしい」というのは近道であるかもしれないが、コーチングという面でみればアクノレッジメントが不足しており、セルフマスタリーを支援することができていない。魚ではなく釣り方を与えるためには、たとえ短期的には遠回りでも自律性を重視したアドバイスが必要そうだと感じた。
OKRについての本を読んでいる途中です。もうすぐ読み終わる。
OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法