lacolaco

哲学者になりたいソフトウェアエンジニア / 技術的じゃないことを書きます

情報ではなく経験をアウトプットすること

調べれば大抵の情報は誰でも手に入る今日このごろ。特に技術的な情報はオープンソースで一次情報へのアクセスは容易になった。

それと同時に繰り返し言われるアウトプットの重要性。 しかし、ブログやLTなどでアウトプットしても、「もっと質のいい情報があるのに自分がアウトプットする必要があるのか」「逆にノイズになるだけじゃないか」というような考えになってしまう人もいるのではないか。

そんな架空の声にお応えして、それでもなおあえて、一次情報ではない「あなたのアウトプット」の重要性を伝えてみようと思う。

実際にやる人は多くない

定量的なデータがあるわけではないが、直感的に共感してもらえるだろう。 ある技術や手法が話題になったとして、それを情報として知っている人はこの時代いくらでもいる。 だが、それを実際にその手でやったことがあるというだけでかなり群衆からは抜きん出た経験を持つことになる。 ましてやそれをやり続けているともなればかなり独自性の高い経験になる。

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かけた時間に比例してその経験は独自性を増す

少しサンプルコードで触ってみただけではもちろん同じ経験をした「やってみた」の中に埋もれてしまうだろう。 だが例えば趣味で実際に、アプリケーションをひとつ作ってみるとか、職場のプロジェクトに導入してみたとか、いろいろなコンテキストと組み合わせることで経験にあなただけの色が付いていく。 そして時間をかけ、たくさん経験するほど、その中にあなただけの部分が生まれやすくなる。継続は力になる。

経験をアウトプットできるのは自分だけ

情報はそれを知っていれば基本的には誰でも同じことを(少しずつ歪曲・欠損しながら)発信できてしまう。だからより発信源に近い一次情報のほうが好まれるのは当然だ。

だがあなたの経験はあなたが一次情報源だ。誰も同じ経験はできないし、その経験自体を否定することもできない。経験に正しいも間違っているもない。あるのは嘘か本当かだけだ。

だから、もし冒頭で書いたようなアウトプットの悩みを持っている人がいたらぜひ情報ではなく経験をアウトプットしてみてほしいと伝えたい。 実際に何かをやったということは思っている以上に貴重なことなのだ。

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