余白

lacolacoの余白は無限である

チーム論

役割を定義すること・補集合の担い手について

先日 Front-End Lounge #2の基調講演として喋らせてもらった中で触れた基本的な原理について、汎用性が高く単体で参照したくなることが予想されるのでこの記事で簡潔にまとめることとする。 『フロントエンドエンジニアの価値はどこから生まれるのか』の発表…

却下できる人が承認することに意味がある

コードレビューに限らず、いろいろなレビューがいろいろなプロセスに組み込まれている。 だが、レビューにおいて、たとえ内容に瑕疵があっても承認されるなら、そのレビューは単なる形式・儀式に過ぎない。 "何かを保障するためのプロセス"としてのレビュー…

問題はどこにもない

QuestionではなくProblemとしての「問題」についてのlacolacoの考え方 「事実として問題であること」はどこにも存在しない まず、「事実」なるものの存在を否定する まさしく事実なるものはなく、あるのはただ解釈のみ (ニーチェ『権力への意志』) 当然、「…

決める場と考える仲間

場と人間の関係性、そしてチームをつくるということについて。 「決める場」 ある事柄に関して、決定権をもっている「場」を指す 例: 取締役会、株主総会、経営会議、... 多数決、あるいは議長による判断、なんらかのルールにそって合意形成をする場 「考え…