場と人間の関係性、そしてチームをつくるということについて。
「決める場」
- ある事柄に関して、決定権をもっている「場」を指す
- 例: 取締役会、株主総会、経営会議、...
- 多数決、あるいは議長による判断、なんらかのルールにそって合意形成をする場
「考える仲間」
- ある事柄について同じ目的のためにともに考えてくれる他者を指す
「決める場」の思考
- 「決める場」の思考は 損得勘定の思考
- 事柄の必要性、自身への影響
- 利害関係者としての思考
「考える仲間」の思考
- 「考える仲間」の思考は 磨き上げの思考
- 事柄の可能性、目的に対する効果、「よりよさ」の追求
- 当事者としての思考
話している相手は「考える仲間」か、それとも「決める場」の利害関係者か
- 利害関係者に対して「よりよくする」ことを一緒に考えてもらおうと思ってもうまくいかない
- 自身への影響が現実的に想像できるようになるまで賛成も反対も起きない
- 「決める場」が生む振る舞い
- 「考える仲間」が少ない場では、事柄そのものの「よりよさ」へ関心が向けられない
- 事柄の磨き上げではなく、場への働きかけによって決定を誘導できてしまう
- ほかの人にどう反応してほしいかによって言葉や行動を選ぶ
- すなわち政治的な振る舞い
「チームをつくる」とはどういうことか
- 単なる個人の集団ではない「チームをつくる」ということ
- チームとは、全員が「考える仲間」であること
- つまり 「よりよさ」を追求しつづけるための構造をつくる ということ
下書き: