雑記
なにかに時間を費やすと、代わりに何かしらを得る。労働をすれば時間と引き換えに金銭を得られるし、遊びにいけば時間と引き換えに楽しさや思い出を得られる。何もせず休むことでも、時間と引き換えにやすらぎや健康回復などが得られる。あるいは、寂しさや…
この記事は ゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendar 2022 - Adventar の7日目の記事です。 adventar.org アドベントカレンダーの発起人ではあるものの他の参加者みたいなコンテンツは持ち合わせてないので、ゆサD(ゆる言語学ラジオサポーターDiscordサーバ…
ビジネスとエンジニアリングが足並みをそろえて共に顧客に価値を届けるためには、欠かすことのできないステップがあることに気づいた。それは 「要求」「検査」「合意」 の3ステップで、あらためて考えると当たり前のことしか言ってないが、これを欠いたプロ…
先日読んだ『Engineers in VOYAGE - 事業をエンジニアリングする技術者たち』の改訂改題版である 『事業をエンジニアリングする技術者たち』 が8月8日に発売された。 事業をエンジニアリングする技術者たち ― フルサイクル開発者がつくるCARTAの現場作者:株…
Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち作者:株式会社VOYAGE GROUP 監修ラムダノート (RMNTE)Amazon シビレたフレーズ 放っておかない力 「技術的負債の返済に必要な腕力」について、すずけんさんとtwadaさんの一節。 す:腕力っていっ…
他者に対して惜しみなく何かを与えるギバーがもてはやされる昨今、しかし与える者はそれを受け取る者がいてはじめて成り立つ。 自身がギバーでありたいと望むならば、他者がそれを受け取ってくれることを望まずにはいられない。 そのとき、利他的でありたい…
スピノザ『エチカ』を読んだ。『エチカ』を読み終わったあとに、参考書として上野修『スピノザの世界』もあわせて読んだ。 www.iwanami.co.jp bookclub.kodansha.co.jp 表現は確かに異質なものではあったが、その中身は不思議とすんなり入ってきた。 そのタ…
今日の種記事 いつもながらしんぺいさんは面白い種をくれる nekogata.hatenablog.com この記事で僕が引っかかったのは次の部分 ひとつ考えついたのだけれど、「機能」は「できた」「できなかった」の二値なのだけれど、ユーザーストーリーは「めちゃめちゃ実…
バックログアイテムの緊急度が高いということは、そのアイテムの価値(重要度)のピークが今その瞬間にあるようなアイテム、または時間が経過すると重要度が急速に逓減するようなアイテムだと言える。今やらなければ意味がない、今やらなければ間に合わない…
nekogata.hatenablog.com 同僚であるしんぺいさんの記事を読んで、僕が前に書いたものを思い出した。 今ならもうちょっと違う言い方ができるような気がするし、しんぺいさんの合意の話ともちょっと繋がりそうな気がした。 lacolaco.hatenablog.com 以前僕は…
人が足りないとはどういうことか 「人が足りない」というのは、「必要な人的資源」に対して「現有の人的資源」が不足しているということである。つまり、「人が足りない」を構成するパラメータは2つあり、「人が足りない」というのは2つのパラメータのバラン…
承前: lacolaco.hatenablog.com lacolaco.hatenablog.com 約束とは、未来における行為の宣言と、その承認である 他者がどのように行為するかは、自己にとって不可知の最たるものである 約束によって人は、本来はもっとも不確実なものである他者の行為を、未…
取捨選択は、資源の有限性から要請される 資源が無限であるならば、あらゆる欲望をいかようにも満たし続けうる 欲望を抱く限り、有限の資源が欲望に対して十分であるということはない なぜなら、「欲する」ということがすでに「足らぬ」を含意している むし…
約束は、言葉を交わすことによって、それまでに存在していなかったひとつの命題を生み出す 論理的な思考(推論)とは、2つの命題から三段論法を導き、三段論法を重ねて結論を導くことである 命題は2つの名称を並べて作られる 約束は、それまでは無関係だった…
ここで「説明的表題コンテンツ」と呼ぶのは、いわゆる「なろう系」に代表されるような、最近では珍しくなくなってきた、大筋の内容がそのままタイトルになったような説明的なタイトルをつけられた小説や漫画などのコンテンツである。 いろいろな作品を「なろ…