余白

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Angularのゼミを作りたい話

ふわっと考えていることの書き起こし。

最近、Angularのゼミのようなものを作りたいと思っている。

目的はいくつかあって、Angularのコントリビューターを増やしたいし、Angularについて日本各地でしっかり話せる人を増やしたいし、まだ僕一人しかいない日本のAngular GDEも増えてくれるとうれしい。 つまり、仕事で使いこなしたいとかそういう次元を越えて、Angularへの愛に突き動かされる同志を増やしたい。 しかしそういった人物をどのように見つければいいのか全くわからず、いろいろと考えている。

最初からそんな状態の人はいないだろうという前提に立って、僕が導き手にならないといけないだろうなとは思っている。 ただ、愛は他人が何かしてどうこうなるものでもないので、モチベーションというか素質というか熱量というか、そういう「心」的なものは育てられないと思う。 教えられることといえば知識とその獲得方法といった「技」の部分しか無いと思う。

世の中でそういうスペシャリストになりたい人を導いている場って先行事例が何かないかを考えると、まず思い浮かんだのは大学のゼミ。 学生それぞれが自分の研究テーマを持ち、その研究について専門的な知見を持ってサポートしてあげる場が思い浮かんだ。 Angularについても同じように、極めたいと思う人を迎え、その実践を支えてあげられる場をつくりたい。

よくある勉強会のような発表者ー聴講者という構図ではなかなか道のりが遠い。 関心を持ってもらう効果はあっても、その中からもっと深く知りたいと思っている原石を見つけるのは難しい。

もし「Angularのことが好きでスペシャリストになりたいと思っているけど知識や経験が足りていない」という人がいたとしたら、これは僕の役目として導いてあげないといけないと思う。 でも具体的にどうしたらいいのかまだわかっていない。 ということで、もしそういう人がいたら僕に連絡をください。TwitterのDMはいつでもオープンにしてあります。

いまざっくり考えてるのは、10人以下の研究会を定期的な開くこと。メンバーもある程度の期間の間は固定する。 全員がテーマを持って参加し、対等に議論しながら考えを深めてもらう。 そういう「場」を作れたらいいなと思っているけど、いつごろ動き出せるかは未定。

以上、書き起こし終わり。